特別企画展「国境の山城ー関ケ原と米原ー」を開催いたします。

 地域展示室の再開に伴い、地域展示室内にて特別企画展「国境の山城ー関ケ原と米原ー」を開催いたします。

 関ケ原町と米原市は、岐阜県と滋賀県の県境(国境)に位置する市町です。また、東山道(中山道)が通じる「交通の要衝」であり、国境を守るために山城が築かれた「戦略上の要衝」でもありました。

 本企画展では、「国境の山城」として、関ケ原町の松尾山城、玉城、近江と美濃の国境に築かれた長比城、米原市の鎌刃城を紹介いたします。これらの山城は、室町時代から築城され、15世紀~16世紀にかけて国境の城として機能していました。

 企画展の開催にあたり、関ケ原町の玉城のジオラマ模型、米原市の「鎌刃城」の発掘調査の出土資料を展示いたします。

 美濃、近江の有力者が勢力を争っていた国境の地である関ケ原と米原の山城をご覧下さい。

■会期  令和6年2月20日(火)~令和7年2月18日(火)

■入館料 無料

■休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日から1月3日

■電話  0584-43-2665