「本多忠勝甲冑」展示のご案内

令和7年1月28日(火)より、関ケ原町歴史民俗学習館1階多目的室Aの南側入口にて、「本多忠勝」(黒糸威胴丸具足)の甲冑を展示いたします。

作者は、日進市にお住いの中学3年生 吉村陸矢さんです。

「本多忠勝ゆかりの地で地域の皆様に見てほしい」という吉村さんの暖かいお気持ちと熱意で、ここ天下分け目の「関ケ原」にて展示が実現しました。

 吉村さんは、小学校5年生の時に摂食障害を発症し、現在も治療を続けています。

 治療中にみた甲冑の動画をきっかけに、甲冑づくりに興味を持ち、お父様と愛知県や岐阜県の城、博物館を回り、インターネットなどから甲冑のしくみを研究して、甲冑づくりに取り組みました。食事の摂取が困難な日もある中、体の動ける日に甲冑づくりに励まれたそうです。

 これまでに織田信長の甲冑も制作し、今回の本多忠勝の甲冑が2領目です。本多忠勝の甲冑といえば「鹿角脇立兜」が有名ですが、アルミ板や断熱材などの素材を試して兜を成形したそうです。本物の兜づくりの職人のように細かな作業を重ねて製作された力作です。

 この甲冑は、昨年の日進市民美術展覧会2024日進展に出展され、見事「日進市議会議長賞」を受賞されました。

 完成に至る製作過程も展示しております。ぜひ、現地にてご鑑賞ください!

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展示期間:令和7年1月28日(火)~令和7年5月連休まで(予定)

問合先:関ケ原町歴史民俗学習館 T E L :0584-43-2665

                MAIL:rekimin@town.sekigahara.gifu.jp